市販食パンの価格の違いを考えたことありますか
スーパーの一斤食パン。それぞれ値段が違いますよね。
同じ一斤なのに。
パン作りから自分を癒し
自分を大切にする
メディテイションブレッド
加藤みきです
パン主原料の小麦の食料自給率は約14%です。
なかでもパン用小麦はさらに低くわずか3%と、
ほとんどを輸入に頼っています。
国産小麦の栽培では小麦自体が湿度に弱いため、
蒸し暑い夏がある
日本の気候は栽培に適さないといわれており、
それがパン用小麦の自給率が低い原因の1つ
ともいわれています。
右から成長の変化です
私の栽培する小麦の収穫時期は梅雨明けごろです。
長い雨が続けばやっと膨らんだ穂に
カビが生え、その穂は食用として使うことはできません。
周辺の小麦にもガビ菌が広がれば
一帯の収穫ができないことになります
この様に小麦は栽培自体がデリケート
な為、品種維持も簡単ではないのです。
価格の違いでは
ハルユタカ(国産) 1kg 626円
カメリア(アメリカカナダ産)1kg285円
外国産と国産ではこの様な価格の違いがあります。
また業務用であればさらに安価な外国産小麦
が販売されています
逆にこだわりある小麦を使った
パンは市販では購入することは
できないのです。
パンの原材料やパッケージに表記のないものは
全て外国産の粉を
使っていると言えます。
朝食などで主食として食べられている食パン。
サンドイッチもどこでも手に入りますね。
そのほとんどが外国産であり
国産と書いてあるものも一部30%のみ
国産を使用しているものも
多くあります。もちろん100%国産小麦
製品も販売されています。
国産小麦と外国産小麦のメリットデメリットは
共にありますがパンを買う時の
基準に少しお役に立てれば
と思います。