パンがある安心感は無意識に起こる
パン作りから自分を癒し自分を大切にする
メデイテイションブレッド 加藤みきです。
今日はパン=炭水化物で必要な栄養という
お話です。
パン作りはやはり楽しいものです。
作るのも食べるのも、発酵を待つ時間も。
パン作りをしたい、または継続できるのは、なんらかの理由があるから
ではないでしょうか?
楽しみとしたら作る工程が好きであったり
食品なので最終目的の
食べる楽しみもあります。
そこでまず
人はそもそも穀食動物です。
人の歯のつくりですが、前に並ぶ歯は
かみちぎる役割があります。
そして中間から奥は上面の平らな歯です。
この表面の平らな歯は臼歯といって
穀物や植物をすり潰すのに適しています。
人の歯の62%はこの臼歯なので、
歯と顎の構造から人の食べるものの
62%は穀類や野菜と言えるのです。
これは江戸時代の軍医で食養学を提唱した
石塚左玄という方が研究の末、
人類穀食動物論を発表しました。
また、日本人の腸が長いのも
穀物を主に食べて生きるためと言われているのは有名なお話です。
さて人が穀食動物なら?というところです。現代でも通常は主食とおかず、汁物という
ラインナップがあります。
脳や体のエネルギーになる炭水化物を食べると無意識に落ち着きます。そんな
経験、あるのではないでしょうか?
生きるのに炭水化物は必要なので
パンやご飯があるだけでまずは
安心できるという心理もあるのです!
以前の地震のとき、穀物が手に入らない
状況と自宅にストックがあった場合では
精神的な不安感は大きな差があるのは
言うまでもありませんね!
食に困らない時代でもまず炭水化物である
パンが出来上がるという気持ちは無意識に
安心感を感じています。
動物として生きるために必要な栄養は
糖質は炭水化物)は摂取しようとします。
塩も欠かせないので、しょっぱいと
感じながら食べ続けてしまう理由も
これといわれています。
あの地震の日、私はホシノのリュスティックレッスンの帰りでした。2歳の次男を託児所から迎えた帰り道のこと。
次男の手を引き、長男の小学校へ
向かいました。
小学校の校庭で避難していた長男の
無事の姿を見て、安堵したのは
忘れられません。
そして自宅への帰り道では、
もし大きく自宅に損壊があっても
子供の食だけはなんとかなる。
と考えたことを思い出しました。
無意識下で体に必要な食がそこに
ある事は安心に関わっているお話でした。
安心感は入眠にも睡眠の質にも
大きな関わりあるのも納得できますね。
本日も最後までお読みくださいまして
ありがとうございます。
ではまた明日。